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デス・ポルノ――むき出しの死を映し続けるメディアはやり過ぎたのか

12歳の新聞売りの少年が、アフガニスタンの雑踏で突然爆発しました。この自爆テロで25人の死者と多数のけが人が出ました。オーストラリアの写真家Stephen Dupontは爆発の現場から5mの所に居合わせ、爆発直後の惨状をくまなく撮影しました。Dupont氏のインタビューはこちら(閲覧注意)。

自らも血を浴びながらカメラを持って死体を撮り続けるうちに、彼は自分の行為の意味を問い始めていました。

死体が全く乱雑に散らばっている中に座っている男がいました・・・これを写真に撮るべきかどうか、わかりませんでした・・・あらゆることを疑問に思っていたのです。つまり、写真を撮るべきか、撮るのをやめて、死体をトラックに投げ入れる手伝いをすべきか・・・それが何の役に立つのかはわかりませんでしたが。

こうした問いかけをもとにDupont氏の母国オーストラリアでは、紛争地域でのメディアの倫理について対話が行なわれはじめています。

「デス・ポルノ」(Death Porn)とは、インターネット上に流布する死体や残酷な事故を扱った動画や写真を指すインターネットスラングです。残酷なものを見ようとする一部の人々の欲望が、まるでポルノ写真を見ようとする人の欲望に似ていることから、このような呼び方がされるようになりました。事実を克明に伝えようとするメディアが、被写体に肉薄するあまり、実際は残酷な画像をあたかもポルノ画像のように垂れ流しているのではないか。Dupont氏の経験は、そのような問いが実際に写真を撮る人の側から切実な問いとして出はじめていることを示唆しているでしょう。

Death Porn: does the media go too far?

囚人にデータ入力作業のアウトソーシングをする実験(インド)

インドのハイデラバードの刑務所では、受刑者にコンピュータを使う作業をアウトソーシングする実験がはじまっています。まずインド国内で公営企業等に対して刑務所の受刑者によるアウトソーシングを行うものです。現在はまだ実験段階で、郵便局などの大量のデータ入力作業を必要とする組織に対して受刑者の労働力を提供することが検討されています。
将来的には海外での展開を目指していますが、受刑者が外部の世界へ電話したりするには規制があるため、まだまだ制度上の問題が残っているとのこと。

インドの受刑者の仕事といえば、これまでは伝統的な絨毯の製造や、政府系のホステルで使うパイプベッドの溶接といったような低賃金の肉体労働や手工業が中心だったようですが、コンピュータを使う業務ではこうした従来の仕事の10倍の賃金が得られ、受刑者にとってメリットのある仕事となりそうです。

Chained to their desks: prisoners will staff call centre within Indian jail

世界腐敗バロメーター2010が発表される

汚職・腐敗防止をかかげて国際的に活動するNGOのトランスペアレンシー・インターナショナルは最近世界の汚職の状況を示す「世界腐敗バロメーター2010」を発表しました。
これはトランスペアレンシー・インターナショナルが世界86カ国の9万1000人以上の人々を対象として行なった世論調査の結果をもとに作成されたもので、「小額の賄賂、公的機関に対する認識、腐敗と対決するために人々は誰を信頼しているのかという見方に焦点を当てている」ということです。(トランスペアレンシー・ジャパンのプレスリリース PDF注意)

この調査結果をもとにつくった図表が公開されています。

source: graphic.is


この図では数値の大きい国が腐敗度が低く、数値の低い国が腐敗度が高いとされています。
もっとも腐敗度が低い国とされているのがデンマーク、ニュージーランド、シンガポールで、もっとも腐敗度が高いとされている国は、ソマリア、アフガニスタン、ミャンマーといった比較的政情不安定な国々であることがわかります。

国民の収監率が世界でもっとも高い国はどこか

答え:アメリカ

以下のチャートは2010年で人口10万人あたりの囚人の数を示しています。
このチャートを作ったミシガン大学の経済学のPerry 教授は、世界でも抑圧的とされる政権の国よりもアメリカの収監率がずば抜けて高いことを指摘しています。

またこの30年間でアメリカの収監率が急激に上昇しつづけていることにも注意を促しています。

source: CARPE DIEM

ちなみに教授のブログでは触れられていないのですが、収監率で世界2位はロシアでした。世界216カ国の収監率ランキングはこちら
日本は10万人あたりの囚人数が59人で184位でした。


World's Largest Jailer By Far, It's Not Even Close

イリノイ州で死刑が廃止

アメリカのイリノイ州で死刑制度の廃止が正式に決定しました。
これでアメリカで死刑制度を廃止した州は16にのぼり、死刑制度が存続している州は34になりました。

イリノイ州では2000年から死刑執行の猶予期間を10年間定めていましたが、今回の決定によりこれが恒久化したことになります。

Illinois abolishes the death penalty

世界で最も清潔な10の都市

オスロ(ノルウェー)

オスロにはこれといった産業がないので、乗物の廃棄がが冬場に増加はしますが、夏には空気の質が良好です。オスロでは廃棄物の管理政策が進んでおり、埋め立てたゴミから排出されるメタンガスは、集められて電気に変わります。


神戸(日本)

神戸では雨水用の水路と下水路が分離されており、雨水が廃棄物の処理に影響を与えません。よくデザインされた交通網が排気ガスの削減に貢献しています。


コペンハーゲン(デンマーク)


コペンハーゲンでは15年前に開始された大気の品質改善が成果を上げてきています。ディーゼル自動車の排気ガス用フィルターを購入する際の減税措置が行なわれおり、EUの設定する大気の質の基準に適合している数少ない国の一つです。



アデレード(オーストラリア)

アデレードは埋立に依存したごみ処理から脱却するためのプランに指定された都市です。ゴミの削減やリサイクルといった持続的発展のための政策が法制化されています。


ミネアポリス(アメリカ)

アメリカの非営利団体の評価によれば、ミネアポリスは水道の質ランキングで全米10位にランクインしています。


ウエリントン(ニュージーランド)

ウエリントンは人口が少なく、海に面しているため、大気の質が良いことで知られています。大気中の粒状物質の程度はおおむね「良好」、一酸化炭素濃度の程度は「極めて良好」と評価されています。


ヘルシンキ(フィンランド)
Photo: credit
ヘルシンキではこの数十年間で大気の質が著しく向上しました。


オタワ(カナダ)
Photo: credit

オタワでは水質が非常に良好とされており、2009年にはオタワのすべての水道施設で水質テストが満点でした。


ホノルル(ハワイ)

ホノルルの水は火山岩で漉されており、水道水特有の塩素臭い味がしないことで知られています。


カルガリー(カナダ)
Photo: credit

カルガリーはこのリストの中でトップです。アルバータでは人口増加にともない廃棄物削減のための政策が改革されました。家庭ごみや産業廃棄物の埋立量削減を目指して様々な施策がなされています。


The 10 Cleanest Cities

デジタル情報の爆発的な増加を図にしてみると


大きい図はこちらです。

2002年に全世界のデジタル情報の量がアナログ情報の量を上回り、2007年には世界の94%の情報がデジタル情報だったそうです。

図にしてみると、この10年間で情報量が爆発的に増加し、その主な原因はPCのハードディスクやDVD・ブルーレイディスクであることがわかります。


via Terrific Visualization of Digital Information Explosion

中国のコメの10%が重金属汚染の可能性


中国で流通するコメの約10%が、鉱山の排水から流される重金属のカドミウムに汚染されている可能性がある、と専門家の間で指摘されています。

広西チワン族自治区や浙江省では農民の足が弱くなるという現象が報告されており、大学の調査の結果、近くの鉛の鉱山から下水に流れだしたカドミウムにコメが汚染されていることが明らかとなりました。

市中に出回っているコメをサンプリングした結果、およそ10%のコメが重金属に汚染されているおそれがあり、北部よりも南部で汚染は深刻である可能性があることがわかりました。

足が弱る現象が存在する、と中国の病院はまだ認めていませんが、農学研究者は、これがかつて日本で発生した公害病であるイタイイタイ病の初期症状であることを認めています。

Heavy metals tainting China’s rice bowls

文明から離れた暮らしを選んだ人たち

文明を離れて森に住んでいるロシアの一家の生き方が「ダウンシフター」的なライフスタイルだと話題なっています。
イヴァン・シリックさんは成功したアーティストでしたが、いまから8年前にロシアのZhitomir郊外の森で文明から離れた暮らしをすることにしました。

薪割りをする親子

藁が敷き詰められた家の内部

一家の人たちは、ベリーや乾燥きのこなど、生の食物だけを食べて暮らしているそうです。そうすると胃の中で食べものが膨らみ、食べ過ぎないのだとか。


Everybody Chooses His Own Way
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