中国のコメの10%が重金属汚染の可能性


中国で流通するコメの約10%が、鉱山の排水から流される重金属のカドミウムに汚染されている可能性がある、と専門家の間で指摘されています。

広西チワン族自治区や浙江省では農民の足が弱くなるという現象が報告されており、大学の調査の結果、近くの鉛の鉱山から下水に流れだしたカドミウムにコメが汚染されていることが明らかとなりました。

市中に出回っているコメをサンプリングした結果、およそ10%のコメが重金属に汚染されているおそれがあり、北部よりも南部で汚染は深刻である可能性があることがわかりました。

足が弱る現象が存在する、と中国の病院はまだ認めていませんが、農学研究者は、これがかつて日本で発生した公害病であるイタイイタイ病の初期症状であることを認めています。

Heavy metals tainting China’s rice bowls

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