アメリカが人権状況のレポートで中国の人権状況に言及

アメリカが世界の人権状況を国ごとにまとめた年次レポートが国務省によって最近公開され、記者会見でヒラリー・クリントン国務長官は中国の人権状況について名指しする形で言及しました。レポートの本文はこちら

中国では今年の2月以来、弁護士、作家、芸術家、知識人や活動家が恣意的に逮捕監禁されていることをクリントン氏は指摘し、最近拘留された著名な現代芸術家アイ・ウェイウェイ氏についても触れました。このような拘禁は違法であり、国際的に認められている表現の自由を行使した人々を釈放するよう同氏は促しました。

これに対抗する形で中国はアメリカのカントリープロファイルをリリースし、Wikileaksによる情報流出が起こった際のアメリカの対応や、イラクやアフガニスタンでの民間人の迫害を指摘しています。

走っている列車を脱線させる実験

第二次大戦中にはアメリカ軍が戦術研究の一環として、走っている列車を脱線させる実験を行っていました。以下の映像は、国防研究委員会が1944年に作成した記録映画です。

冒頭に『部外秘』の字幕

走ってくる列車

レールを爆破して列車を脱線させようとするとき、どれくらいレールを破壊すれば脱線するのかを検証しています。

30インチの切れ目を両方のレールに入れる


レールが切れていても脱線せずに走っていく

勢いが付いている機関車はそのまま切れ目の上をまっすぐ走っていきます。レールの切れ目の間隔を次第に大きくしていくと、貨車がしだいにグラグラ揺れるようになっていきます。

レールの切れ目を60インチ&30インチにする
今度はとうとう脱線

この実験が示しているように、走っている列車を脱線させるのはそれほど簡単ではないことがわかりました。
戦場での不確実性を最小にするため、作戦局は実験と協力を続けていく、と映画は結んでいます。

unicodeで表示できる全49571文字をひたすら表示する動画

世界中のコンピュータで広く使われているunicodeでは現在のところ49571文字が表示可能だそうです。この文字をひたすら表示し続けるだけという映像作品を作ったのは、アーティストのjörg piringer氏。作品タイトルはその名もズバリ「unicode」。



こんな記号も表示できたんだ……と思うものばかりが流れていき、日本語はunicodeのほんの一部だということがよくわかります。
かなりのスピードで文字が切り替わっていくにもかかわらず、30分以上続きます。見ていると目がチカチカしてきます。

デス・ポルノ――むき出しの死を映し続けるメディアはやり過ぎたのか

12歳の新聞売りの少年が、アフガニスタンの雑踏で突然爆発しました。この自爆テロで25人の死者と多数のけが人が出ました。オーストラリアの写真家Stephen Dupontは爆発の現場から5mの所に居合わせ、爆発直後の惨状をくまなく撮影しました。Dupont氏のインタビューはこちら(閲覧注意)。

自らも血を浴びながらカメラを持って死体を撮り続けるうちに、彼は自分の行為の意味を問い始めていました。

死体が全く乱雑に散らばっている中に座っている男がいました・・・これを写真に撮るべきかどうか、わかりませんでした・・・あらゆることを疑問に思っていたのです。つまり、写真を撮るべきか、撮るのをやめて、死体をトラックに投げ入れる手伝いをすべきか・・・それが何の役に立つのかはわかりませんでしたが。

こうした問いかけをもとにDupont氏の母国オーストラリアでは、紛争地域でのメディアの倫理について対話が行なわれはじめています。

「デス・ポルノ」(Death Porn)とは、インターネット上に流布する死体や残酷な事故を扱った動画や写真を指すインターネットスラングです。残酷なものを見ようとする一部の人々の欲望が、まるでポルノ写真を見ようとする人の欲望に似ていることから、このような呼び方がされるようになりました。事実を克明に伝えようとするメディアが、被写体に肉薄するあまり、実際は残酷な画像をあたかもポルノ画像のように垂れ流しているのではないか。Dupont氏の経験は、そのような問いが実際に写真を撮る人の側から切実な問いとして出はじめていることを示唆しているでしょう。

Death Porn: does the media go too far?

囚人にデータ入力作業のアウトソーシングをする実験(インド)

インドのハイデラバードの刑務所では、受刑者にコンピュータを使う作業をアウトソーシングする実験がはじまっています。まずインド国内で公営企業等に対して刑務所の受刑者によるアウトソーシングを行うものです。現在はまだ実験段階で、郵便局などの大量のデータ入力作業を必要とする組織に対して受刑者の労働力を提供することが検討されています。
将来的には海外での展開を目指していますが、受刑者が外部の世界へ電話したりするには規制があるため、まだまだ制度上の問題が残っているとのこと。

インドの受刑者の仕事といえば、これまでは伝統的な絨毯の製造や、政府系のホステルで使うパイプベッドの溶接といったような低賃金の肉体労働や手工業が中心だったようですが、コンピュータを使う業務ではこうした従来の仕事の10倍の賃金が得られ、受刑者にとってメリットのある仕事となりそうです。

Chained to their desks: prisoners will staff call centre within Indian jail

映画の群集シーンには空気人形が混じっている

私たちが普段観ている映画には群集シーンが度々ありますが、ここに映っているのは全員が本物の人間ではなく、空気でふくらませた人形を使う場合があるようです。

The Inflatable Crowd Companyは群集シーンの人形を専門に手配する会社です。3000体もの人形を用意しており、空気でふくらませたあとにカツラや服をつけて撮影現場に配備することに特化しています。人形の顔は一人ずつ違う顔をしており、アーティストの手作業で作られています。(顔の写真 閲覧注意

すでに80本以上の映画が群集シーンにこの会社の人形を使われており、現在公開中の「英国王のスピーチ」や、「オーシャンズ13
」といった有名な映画にも登場しているそうです。

アメリカでは46の州が財政赤字の可能性

2011年から12年にかけてアメリカでは46の州が財政赤字となる可能性が指摘されており、赤字を免れるのは4州のみ(モンタナ、ノースダコタ、ミズーリ、アラスカ)とのことです。
下の図では色の濃く塗られている州ほど赤字の額が多くなっています。

Mint.com Personal Finances

ハイにならない医療用マリファナで痛みを和らげる可能性

マリファナの原料
アサ(麻)
マリファナには多幸感をもたらす精神作用があり、各国で禁止されているにも関わらず嗜好品として用いられ続けています。一方、マリファナには痛みを緩和するもあることからアメリカ等では医療用の目的でマリファナが使用、販売されている州があります(カリフォルニア、コロラド等)。

最近では医療用のマリファナから精神作用を取り除いて鎮痛剤としてのみ用いようとする研究が進められています。アメリカの国立アルコール乱用・アルコール中毒研究所の科学者が行った研究では、マリファナは副作用のない鎮痛剤として使うことができる可能性を指摘しています(論文)。

大麻の主要成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)は脳内の複数のレセプターに結合して精神作用を含むさまざまな作用をもたらしています。最近の研究では、THCが痛みや不安を和らげる際に作用する神経系が厳密に特定されたとのことです。これによって心理的な効果をもたらす副作用を心配することなく、鎮痛剤としてのみTHCを使用する道がひらける可能性が出てきた模様です。

すでに医療用のマリファナを合法化したり、合法化を検討しているアメリカの州では、本来必要のない人が、ハイになるために医療用のマリファナを買い求める可能性が心配されたり、厳密な管理が必要なためにマリファナ販売は商売として安定しにくいという問題がありましたが、これによって状況がまた変わってくるかもしれません。

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ベーコンの香りの香水が発売される

36ドルで販売中

以前にベーコン味の歯磨き粉が発売されましたが、今回は香ばしいベーコンの香りがする香水が発売された模様です。シトラスとスパイシーメープルの香りに焼きたてベーコンのエッセンスが混ざっているそうで、もはやなんだか良くわからないレベルですが、実は良い香りだったりするのでしょうか。36ドルで販売中だそうです。

死者の身体がエクトプラズムのように夜の闇を飛ぶ写真

© 2011 Frank Schott

1981年、当時27歳のJoseph Paul Jerniganは自分の電子レンジを盗もうとしていた人を銃で撃ってナイフで刺し、殺しました。それから30年後、献体された彼の身体は1871枚の肉片にスライスされ、スキャンされてからコンピュータでアニメーション処理されました。コンピュータ内で長時間露出させる形でアニメーションさせると、ライトペインティングというかエクトプラズムのような写真が出来上がるそうです。他の写真はこちら

© 2011 Frank Schott

© 2011 Frank Schott


画像処理の仕方を紹介する映像

眠らなくてもよい人が全人口の1%~3%いる

photo credit

夜遅くに寝て、しかも朝早く起きることのできる人々は、研究によれば全人口の1~3%ほどであると推定されています。睡眠をほとんど必要としないこうした人々には共通した性格上の特徴があるとのことです。彼(女)らはエネルギッシュで、楽観的、外交的で、野心的であることが多く、こうした特徴は幼い頃から現れ、家族の中でも同じような特徴を持つ人が見られます。

アメリカの大学で睡眠の研究をしている学者たちによれば、こうした「睡眠エリート」は実際に存在しているものの、それほど多くはなく、ある研究者は、20人ほどしかこうした人に会ったことがないといっています。

睡眠が少なくて済む人は常にテンションが高く、身体的な痛みにも強いとされています。通常、睡眠不足の人は肥満していることが多いのですが、「睡眠エリート」はやせているそうです。

こうしたよいことずくめに見える人たちの遺伝子を研究して、将来的には健康を害することなく睡眠時間をコントロールする方法の模索が続けられています。

The Sleepless Elite

グルジアのインターネット接続を切断したおばあさん

image credit


旧ソ連の国々でインターネットの障害があったときは、政府の干渉を疑ったりすることがあるそうですが、今回はくず鉄拾いをしていたおばあさんが国全体のネット接続を切断してしまったようです。

グルジアの田舎でくず鉄を拾い歩いていた75歳の女性は、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンにインターネットのデータを送っている光ケーブルを切断してしまいました。グルジアの政府関係者によれば、この女性は金属を盗もうとしてケーブルを切り、逮捕されたそうです。ケーブルを管理している通信会社の人も、なぜこんなことが起こりうるのかいぶかしがっているそうです。

切断されたケーブルはアルメニアへインターネットのトラフィックの90%を供給していたもので、切断された日は国全体で半日にわたってネットの接続障害が起こりました。この地方でケーブルの切断によって大規模な接続障害が起こったのはこれで2度目で、2009年にもくず鉄を漁っていた人がケーブルを傷つけて似たようなことが起こったそうです。


Granny cuts off Georgia's internet during scrap hunt

医療用のマリファナ販売はビジネスとして成り立つのか

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痛みや痙攣を和らげたりするために、マリファナの医療目的での使用を合法化する動きがアメリカの一部で広がっていることを紹介しましたが、医療用のマリファナ販売をビジネスとしてやっていくのはそれほど簡単なことではないようです。

たしかに、マリファナを医療目的で使用したり販売することを合法化したり、そのような検討をしている州がアメリカでは実際にあります。しかし州法で合法化された場合でも、連邦法ではそうではない、ということで、実際には合法なのかどうか、という問題が生じてきている模様です。
医療用のマリファナを合法化した州でも、マリファナの販売についての方針がコロコロ変わってしまい、事業者にとってはマリファナ販売はリスクが大きい商売になってしまっているのが現状とのことです。コロラド州では選挙の度にマリファナに関する法制が変わり、一貫性がないことがCNNのニュースで伝えられたりしています。

マリファナの販売許可を得ようとすると、事業者に過去の犯罪歴がないかどうか等、厳重な審査があり、また許可を得た場合でも、在庫の管理を徹底することなど、厳格な対応が求められています。
このように苦労してマリファナを医療目的で売る店を出しても、それほど利益は大きくなく、ふつうの小売業並みの利益率だとのことです。


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ハンガーも積もれば椅子となる


これはたんなる奇抜さを狙ったものではなく、きわめて実用的なデザインです。


クロークルームなどで大量のハンガーを用意する際に積んでおくだけでは崩れてしまいます。
つまりこれはハンガーラックであり、椅子でもあるわけですね。たいへん合理的で秀逸なデザインではないでしょうか。





via design-milk.com

世界中のアーティストが日本に連帯を示してくれている

被災した日本に対して、各国のアーティストやデザイナーがチャリティー作品を公開して、連帯の気持ちを示してくれています。彼らの寛大な心と優しさに本当に頭がさがる思いです。でも日本語の翻訳については、公開前にもよりの日本人に相談してくれれば、と思ってしまったのは私だけでしょうか。



Hope for Japan, Artists and Designers Show Their Support

潰れた本屋のささやかな抵抗が話題に

Amazonを筆頭とする書籍のインターネット販売に押されて、アメリカの書籍販売大手Bordersは先月半ばに倒産しました。シカゴにある支店も時期に閉店予定だそうで、これまでここのトイレでちょっと用を足していた人はこれから困りそうです。
店のドアに貼ってある貼り紙には、ささやかな抵抗というか皮肉が込められているようです。

トイレはありません。Amazonでお試しください。
consumerist.com

via consumerist.com

カセットテープをMP3に変換できるUSB接続のプレイヤー


ある程度の年齢の人なら、物置のどこかにカセットテープが眠っているでしょう。それには昔録音したお気に入りのCDやラジオ番組が入っていたりします。
聞くとたちまちタイムスリップしたような気になれるのですが、再生できる機械を探してくるのがめんどくさいです。

ところが最近ではPCにUSBケーブルでつないで、カセットテープのデータをMP3に変換してくれるプレイヤーが売っています。

いったんMP3に変換してしまえば、あとはそのままパソコンに入れておいたり、iPodやスマートフォンに入れて持ち出すことができます。便利な時代になったものですね。

ジョン・デンバーを聴いて70年代のフォークにちょっと触れてみる

The Very Best of John Denver

The Very Best of John Denver
ジョン・デンバーという人は、映画『耳をすませば』のテーマソングになっていた「カントリー・ロード」の元歌を作った人だということぐらいしか知らなかった。

ベスト盤をたまたま手にとってみて、家で聴いたら、やっぱりカントリー・ロード(Take Me Home Country Roads)からはじまっていて、やっぱりこれかーと思った。

何気なく聴いていたら、ちょっといいかも、と思えてきて、CD全体を3回くらい聴いたら、ああ、いいなぁに変わった。

70年代のフォークの世界に全然馴染みがなかった世代のせいか、なんだか最近の音楽にはない柔らかさみたいなのを感じて、ちょっとほっとしてしまったのかもしれない。

なかでもとりわけしんみりしてしまったのが、"Back Home Again"という曲だ。
いかにもカントリーっぽい曲調でゆったりと進行して、優しい感じの曲なのだけれど、時節柄もあって、なんだかしんみりしてしまった。

Hey, it's good to be back home agein
ねえ、家に帰るのっていいものさ

Sometimes this old farm feels like a long-lost friend
ときどきこの古い農場が長く会っていなかった古い友だちみたいに感じる

Hey, it's good to be back home again
ねえ、家に帰るのっていいものさ

いま家に帰れなくて寒い思いをしている人、一緒に暮らしていた人を失ってしまった人が、いつかこんなふうに感じて歌を口ずさめるようになる日が早く来るといいと思う。

レディーガガさんはUbuntu使いであることが判明

ユニークなパフォーマンスで知られるレディーガガさんはUbuntuのファンなのだそうです。
使っているコンピューターはPC(Windows)ですかMacですかと聞かれて、ガガさんは、どっちでもなく、Ubuntuと呼ばれているやつを使っていると答えました。ハッキングの被害に遭いにくいと友だちに勧められて使い始めたとのこと。

ほかにUbuntuを使っている理由はありますか、と聞かれると、自分みたいにユニークでいいと答えたそうです。
オープンソースソフトウェアの思想についてどう思いますか、と聞くと、「ものがただっていうのはいいですよね。コンピュータを自分で買えない人の助けにすごくなると思う。。。アップルもこういうことをやって欲しいです。。。アップルはすごいプロダクトを作るけど、みんながみんな買えるわけじゃないから」とのことです。

ちなみに、ガガさんがこう言った直後、Ubuntuを配布するサイトに人が殺到し、かなりのトラフィックに耐えられるはずのサイトが8時間にわたって落ちたそうです。また、それまで1%であったUbuntuのマーケットシェアは7%に跳ね上がったとのこと。

Lady Gaga goes gaga over Ubuntu

パイナップルをパイナップルというのは英語だけ

graphjam

いや、日本人もパイナップルというわけですが、これは英語からの拝借というわけですか。
他の国の人達はみな「アナナス」と呼んでいる果物。

マリファナの医療目的での使用がアメリカで拡大中

医療用のマリファナ

マリファナを医療目的での使用を合法化する動きがアメリカの一部で広がっています。医療目的でのマリファナ使用はカリフォルニアで1996年に始まり、現在では以下の地域で合法化が実際になされるか検討中とされています。

マリファナが合法的に販売されている州、合法化済みで販売予定の州、
合法化したが販売が決定していない州、合法化される可能性のある州

source: mcclatchydc.com


マリファナは慢性の痛み、吐き気に効くとされ、ガンや筋ジストロフィー、エイズの緩和医療で使われています。アメリカでは医療目的でのマリファナ使用を許可された人がおよそ2500万人にのぼるとされています。

医療用のマリファナの8割近くがカリフォルニアで使われているものですが、コロラド州でもマリファナを取り入れる動きが活発化しています。

マリファナで痛みや痙攣を和らげることは患者の生活の質を高めることに貢献するでしょうが、いったんマリファナを合法化してしまうと、比較的健康な人がマリファナの処方をわざとうける事になりはしないか、という懸念も広がっています。

Medical marijuana industry rapidly grows mainstream

これは電池ではありません


単一電池にそっくりですが、これは塩と胡椒の瓶です。鉄とガラスで出来ており、電池の残量計に見える部分は塩と胡椒の残量が見えるようになっています。




via designyoutrust.com

拳銃のM1911が今年で100周年

photo credit

ミリタリーマニアの人にとっては常識なのかもしれませんが、拳銃といえばこれともいえるほど有名なデザインのM1911はその型番のとおり、いまから100年前の1911年にアメリカ陸軍がはじめて採用しました。その後海軍も採用し、軍用拳銃として長らく不動の地位を誇りました。武器を専門に扱ったこちらのブログによれば、M1911年はいまだに現役であり、昨年もアメリカ海軍は新たに4000丁追加発注したとのことです。

日本語版のWikipediaにはM1911に関する詳細な解説があります。

Happy Birthday 1911!

マリファナが学べるアメリカの「大学」が話題に

カリフォルニア州オークランドでは、マリファナの知識を体系的に学べる「大学」があり、話題になっています。
オークステルダム大学

マリファナの学科があるのはオークステルダム大学(Oaksterdam University)。ここは大学とはいっても無認可の教育機関のようで、正式の学位を取得できるわけではないようです。その名前からして、所在地のオークランドとオランダのアムステルダムをかけ合わせた少々あやしげなものです。

ただしここで学ぶことのできるマリファナの知識はたしかにかなり総合的なものです。試しに週末クラスのカリキュラムを見てみましょう。

まずマリファナについてのアメリカの州法と連邦法といった法律知識と歴史的背景を学ぶようです。
それからマリファナの栽培方法に関する講義があり、成分を抽出、調理、気化する方法を学ぶそうです。最後にマリファナの作用を科学的に学び、販売に関する経済的なことがらの講義となっています。

オークステルダム大学は、マリファナの医療化をすすめる活動家が2007年に設立したもので、マリファナとそれに関わるビジネスを合法化することを目的としているとのこと。
オークランドはマリファナに関する法律の規制が比較的寛容であるという土地柄もあり、このマリファナクラスに参加した人が栽培と販売方法を身につけ、毎月相当な収入を得ているケースもあるそうです。

参考:Oaksterdam University
Time: Where Marijuana Gets You Higher Education

2011年までのウェブブラウザの進化が一目で分かる図

こちらの図はウェブブラウザが過去15年ほどでどのように変遷したかを表した図です。
線の幅はマーケットシェアを表しています。
かつてはNetscapeのナビゲータが86%のシェアを誇っていたそうですが、いま「ネットスケープ」という名前を知っているユーザーはどれくらいいるでしょうか。
それにしても、OPERAというブラウザはじつにしぶとく生き残っている製品であることがわかります。日本で使っている人はそれほど多くはないように思いますが、忠実なファンがいてビジネスが成り立つということでしょうか。


Infographic: Ultimate HTML5 CheatsheatUltimate HTML5 Cheatsheat by Tech King

オランダのチューリップ畑がカラフルですごいと話題に

オランダではもうじきチューリップの出荷時期を迎え、チューリップ畑が咲き始めるとあたり一面が色の海になるようです。一度は実際に見てみたい景色ですね。





Image credits: 1, 2, 3, 4. via pitchdesignunion.com

世界腐敗バロメーター2010が発表される

汚職・腐敗防止をかかげて国際的に活動するNGOのトランスペアレンシー・インターナショナルは最近世界の汚職の状況を示す「世界腐敗バロメーター2010」を発表しました。
これはトランスペアレンシー・インターナショナルが世界86カ国の9万1000人以上の人々を対象として行なった世論調査の結果をもとに作成されたもので、「小額の賄賂、公的機関に対する認識、腐敗と対決するために人々は誰を信頼しているのかという見方に焦点を当てている」ということです。(トランスペアレンシー・ジャパンのプレスリリース PDF注意)

この調査結果をもとにつくった図表が公開されています。

source: graphic.is


この図では数値の大きい国が腐敗度が低く、数値の低い国が腐敗度が高いとされています。
もっとも腐敗度が低い国とされているのがデンマーク、ニュージーランド、シンガポールで、もっとも腐敗度が高いとされている国は、ソマリア、アフガニスタン、ミャンマーといった比較的政情不安定な国々であることがわかります。

フリーの着せ替え人形まとめ

ネット上でダウンロード出来るフリーの着せ替え人形がどれくらいあるのか、ふと興味を持って集めてみました。



クラシカルなドレスの着せ替え人形

画像元:familiesonlinemagazine.com


上品な仕上がりの着せ替え人形。質の高い型紙をカラーとモノクロのPDFで公開していています。


着せ替え人形の型紙(PDF注意)

オーソドックスな着せ替え人形


オーソドックスで可愛い着せ替え人形が手作りできます。

画像元: luckypennymake

作り方を紹介しているページでは、モノクロの大判型紙がダウンロードできるので、自分で色を塗ってオリジナルの着せ替え人形ができます。

型紙のダウンロード(PDF注意)



アメコミっぽい着せ替え人形


True Bloodというアメリカのテレビドラマシリーズの登場人物を着せ替え人形風に作ったもの。

画像元:scifimafia.com

画像元:scifimafia.com

ほかにもいっぱいあります



ハロウィンの着せ替え人形


ハロウィンのコスチューム。

画像元



アンティークの着せ替え人形


1911年のものだそうです。

画像元: Mostly Paper Dolls

こちらの画像元のブログは他にもアンティークの着せ替え人形をたくさん集めていて、秀逸です。






オバマを脅かす者たちの着せ替え人形


これはノーコメントの方向で。

画像元: jewcy.com


他にも面白そうなものを見つけたら教えてくださいね。

ガラパゴス諸島にヘリコプターが毒を撒く

photo credit


独自の進化を遂げた固有種が多く存在し、その動物相がダーウィンの進化論に影響を与えたエクアドルのガラパゴス諸島。島々を訪れた人間が知ってか知らずか持ち込んだ外来種の生き物が増え、固有種の生物の生存を脅かす事態が生まれています。

こうした事態に対処するために、エクアドルのガラパゴス国立公園当局は、外来種の生物を殺す毒を含んだ餌をヘリコプターで空中から大量に散布する取り組みを始めています。

駆除処分の対象とされているのは、クマネズミドブネズミといった外来種のネズミです。ネズミたちはガラパゴスゾウガメの卵を食べたり伝染病を広めたりすることから、ネズミだけを殺す餌を撒いているそうです。

研究者たちは今回の措置を2年間にわたって監視し、ガラパゴス諸島から外来種が駆逐されたとする宣言を出す見込みでいるとのことで、現状では作戦は非常にうまくいっているとのことです。


Scientists in Galapagos Islands launch rat-bait drop to save unique species via treehugger

カタールのワールドカップスタジアムで人口の雲が開発中


2022年にドーハでのワールドカップ開催が決まっているカタール。ワールドカップスタジアムは現在建設中で、日差しの強いカタールで冷房をどうするのかという問題に注目が集まっています。

この問題に対し、カタールの科学者は、リモコンで動く人口の雲をスタジアムの上に浮かせようとしています。人口の雲は軽量のカーボン素材でできており、ソーラー式で動力を自給する4つのエンジンを搭載しているそうです。

試合中に見上げたら天空になにか巨大なものが浮かんでいるという光景はなかなか幻想的なものかもしれませんね。


Remote control artificial cloud to cool spectators at 2022 World Cup?
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