ジョン・デンバーを聴いて70年代のフォークにちょっと触れてみる

The Very Best of John Denver

The Very Best of John Denver
ジョン・デンバーという人は、映画『耳をすませば』のテーマソングになっていた「カントリー・ロード」の元歌を作った人だということぐらいしか知らなかった。

ベスト盤をたまたま手にとってみて、家で聴いたら、やっぱりカントリー・ロード(Take Me Home Country Roads)からはじまっていて、やっぱりこれかーと思った。

何気なく聴いていたら、ちょっといいかも、と思えてきて、CD全体を3回くらい聴いたら、ああ、いいなぁに変わった。

70年代のフォークの世界に全然馴染みがなかった世代のせいか、なんだか最近の音楽にはない柔らかさみたいなのを感じて、ちょっとほっとしてしまったのかもしれない。

なかでもとりわけしんみりしてしまったのが、"Back Home Again"という曲だ。
いかにもカントリーっぽい曲調でゆったりと進行して、優しい感じの曲なのだけれど、時節柄もあって、なんだかしんみりしてしまった。

Hey, it's good to be back home agein
ねえ、家に帰るのっていいものさ

Sometimes this old farm feels like a long-lost friend
ときどきこの古い農場が長く会っていなかった古い友だちみたいに感じる

Hey, it's good to be back home again
ねえ、家に帰るのっていいものさ

いま家に帰れなくて寒い思いをしている人、一緒に暮らしていた人を失ってしまった人が、いつかこんなふうに感じて歌を口ずさめるようになる日が早く来るといいと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...