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痛みや痙攣を和らげたりするために、マリファナの医療目的での使用を合法化する動きがアメリカの一部で広がっていることを紹介しましたが、医療用のマリファナ販売をビジネスとしてやっていくのはそれほど簡単なことではないようです。
たしかに、マリファナを医療目的で使用したり販売することを合法化したり、そのような検討をしている州がアメリカでは実際にあります。しかし州法で合法化された場合でも、連邦法ではそうではない、ということで、実際には合法なのかどうか、という問題が生じてきている模様です。
医療用のマリファナを合法化した州でも、マリファナの販売についての方針がコロコロ変わってしまい、事業者にとってはマリファナ販売はリスクが大きい商売になってしまっているのが現状とのことです。コロラド州では選挙の度にマリファナに関する法制が変わり、一貫性がないことがCNNのニュースで伝えられたりしています。
マリファナの販売許可を得ようとすると、事業者に過去の犯罪歴がないかどうか等、厳重な審査があり、また許可を得た場合でも、在庫の管理を徹底することなど、厳格な対応が求められています。
このように苦労してマリファナを医療目的で売る店を出しても、それほど利益は大きくなく、ふつうの小売業並みの利益率だとのことです。
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