走っている列車を脱線させる実験

第二次大戦中にはアメリカ軍が戦術研究の一環として、走っている列車を脱線させる実験を行っていました。以下の映像は、国防研究委員会が1944年に作成した記録映画です。

冒頭に『部外秘』の字幕

走ってくる列車

レールを爆破して列車を脱線させようとするとき、どれくらいレールを破壊すれば脱線するのかを検証しています。

30インチの切れ目を両方のレールに入れる


レールが切れていても脱線せずに走っていく

勢いが付いている機関車はそのまま切れ目の上をまっすぐ走っていきます。レールの切れ目の間隔を次第に大きくしていくと、貨車がしだいにグラグラ揺れるようになっていきます。

レールの切れ目を60インチ&30インチにする
今度はとうとう脱線

この実験が示しているように、走っている列車を脱線させるのはそれほど簡単ではないことがわかりました。
戦場での不確実性を最小にするため、作戦局は実験と協力を続けていく、と映画は結んでいます。

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