ガラパゴス諸島にヘリコプターが毒を撒く

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独自の進化を遂げた固有種が多く存在し、その動物相がダーウィンの進化論に影響を与えたエクアドルのガラパゴス諸島。島々を訪れた人間が知ってか知らずか持ち込んだ外来種の生き物が増え、固有種の生物の生存を脅かす事態が生まれています。

こうした事態に対処するために、エクアドルのガラパゴス国立公園当局は、外来種の生物を殺す毒を含んだ餌をヘリコプターで空中から大量に散布する取り組みを始めています。

駆除処分の対象とされているのは、クマネズミドブネズミといった外来種のネズミです。ネズミたちはガラパゴスゾウガメの卵を食べたり伝染病を広めたりすることから、ネズミだけを殺す餌を撒いているそうです。

研究者たちは今回の措置を2年間にわたって監視し、ガラパゴス諸島から外来種が駆逐されたとする宣言を出す見込みでいるとのことで、現状では作戦は非常にうまくいっているとのことです。


Scientists in Galapagos Islands launch rat-bait drop to save unique species via treehugger

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